運動効果を高めるためには脳が大事

運動(コンディショニング)をする目的は様々だと思います。

健康のため、スポーツパフォーマンスを上げるため、シェイプアップのため、怪我から復帰のためや慢性的な頭痛や腰痛などを改善するためなどもあります。

ただ漠然とした気持ちで運動を行うよりも、目的が達成されている自分をイメージすることでより効果が高まります。

・健康的で生活を楽しんでいる自分

・シェイプアップされて目標としている人に近づいている自分

・怪我が治って旅行を楽しんでいる自分

・痛みから解放されて幸せな自分

・スポーツでは理想とする選手に近づいている自分

・試合や大会などで良い成績が達成できた自分

など成功するイメージを常に持っているとそこにたどり着くことができると言われています。

そのためには、目標と目的をはっきりさせて、具体的な方法を実行して、目的を達成するまでやめないということが重要になります。

難しいのは成功するイメージを持ち続けることです。

少しやってみて思うような成果が見られないと、やっぱりダメだという考えが生まれてきます。

そこでやめてしまったり、やる気が低下したりとマイナスな行動になりがちです。

脳には目的が達成できなかっという事実が残ることになり悪い癖がついてしまうのです。

 

やはりそういう時は、初心に帰ることです。

最初の目的を常に忘れず努力していると、遅かれ早かれ良い方向へ近づきます。

そしてとても重要だと感じているのは

どんな時も、常に明るく前向きに捉え、やる気を持ち勉強を惜しまず楽しみ決断して取り組むことを早くするなどスポーツや目的のためだけではなく、人間性を高めて普段の行動パターンを高めていくことが最高の脳に近づくということです。

 

またスポーツでは脳の疲労によって能力が発揮できるかどうかが関わってきます。

「疲れる→集中力が低下→頭の働きが鈍る→自分の能力を発揮できない」

脳の状態としては下記のようになります。

・体の疲れを起こす血中乳酸の増加

・悩み事や精神的ストレスに伴う脳内活性酸素の増加

・脳の低酸素状態

運動知能も理論的な知能も頭を使うことに関しては同じレベルで、スポーツをすると頭が悪くなるという考えは間違っていることになり、運動と理論の知能が両方優れているのが一番すごい脳だと言えます。

ではどのようにすれば、運動能力が向上するのでしょうか。

身体の動かす部位によって脳が働く場所は全て違います。

脳はバランスを取ることで成り立っていると言われていて、運動能力を高めるためには、バランスのとれた練習をすることで脳機能は高まり、逆に偏ったことばかりだと脳はうまく使えなくなります。

一流選手の姿勢は美しいと言われるほど、バランスの取れた姿勢は、運動上達の近道になります。

頭から手や足の指まで全身を使うことで、脳の機能が高まり、運動能力も向上するということです。それが、スポーツだけではなく、健康・スタイルアップ・教育・認知症などあらゆることに効果を発揮するのだと思います。

関連記事

PAGE TOP