効率的なランニング動作

陸上や球技などのスポーツでは走ることが欠かせません。

疲労をできるだけ溜めずに、プレーを続けることが必要になるので

ランニングやスプリント動作が効率良く行えると、自分の能力を最後まで発揮できます。

力が入ってしまうと効率が悪くなる

「全力を出そう!」とつい力が入ってしまうと

無駄な力みが入ってしまい、動きが硬くなって、

力が効率良く発揮できず疲労もしやすくなります。

球技では、ボールを持っていない時の動きでいかに力を使わず

攻撃や守備の大事な場面で力を発揮し続けられるかが重要になります。

陸上の走る競技では、距離や歩幅によって歩数も変わりますが

その一歩一歩に力みが入っていると、何百、何千歩と繰り返すので

疲労がたまってしまい、ラストまで持たない、スパートがかけれないということになりかねません。

パーソナル、チームスポーツのコンディショニングサポートを行っておりますが

やはり重要視するところは、ウォーキングやランニング動作を見直して、改善していくことです。

そして、次に各競技の専門的な動きの見直しです。

球技は様々な方向への移動が必要になります。

素早く、スムーズに動くためにはどうするかというところを改善します。

ランニングでも、スムーズに素早く動く(アジリティ)でも

重要なのは重心移動になります。

足でけって移動してしまうと、無駄な力が入りやすく

ストップや切り返し動作でも疲れやすくなります。

ふくらはぎが太くなるのはなぜ?

スポーツをしている方やランニングをしている方でふくらはぎが太いんです…

と言われる方がいらっしゃいます。

それは、ふくらはぎが太くなるような歩き方や走り方をしているからです。

つま先だけで走っているような場合に起こりやすいですが

よく足がつるという方もいらっしゃいます。

重心移動を使ってランニングしていくと、お尻の筋肉が使えるようになります。

お尻の筋肉が使えると、脚全体の力を効率的に使えるようになり

パワーも出しやすくなります。

そして、つま先でけって移動しないので、ふくらはぎの筋肉を過剰に使うことがなくなり

ふくらはぎが細くなってきます。

太ももの前が太くなるということも、ふくらはぎと同じことになります。

脚の付け根(幹の部分)は太く、足(先端)に向かうにつれて細く、しなやかになる。

このような体型を目指していけると、パフォーマンスを発揮しやすくなるのではないかと思います。

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