三白食品に気をつける

健康やシェイプアップのために、運動や筋肉を発達させることはとても重要です。

それと同時に食べる物も気をつけたほうが良いものがあります。

それは、白米・白砂糖・化学塩、化学調味料の三白食品だと森下医師はおっしゃっています。

よくお伝えすることですが、”身体は食べたものでできている”ということです。

行動や考え方次第で、自分の身体を良くも悪くもできることになります。

これは今すぐ身体に変化が出るわけではなく、3ヶ月後、1年後、5年後、10年後と年齢を重ねることでボクシングのボディブローのようにじわじわきいてくることになります。

【白米】

玄米は人体に有益な胚芽が含まれていますが、精白されて白米になると胚芽はもちろん、ミネラル、ビタミンたっぷりの糠まで削ぎ落とされてしまいます。

白米にはリゾレシチンという発ガン促進物質が含まれているようですが、玄米に含まれる胚芽にはリゾレシチンを抑制する働きがあります。

農薬や放射線などの発ガン因子を解毒、排除するキレート物質も含まれています。

本当に食べなければならない胚芽を捨て去り、白米を常食しているのは気をつけたほうが良いということです。

玄米は栄養価が高く、食物繊維が豊富なので消化吸収がゆっくり行われ、血糖値も緩やかに上昇します。また公害物質や腸内の腐敗物の排出に役立ってくれます。

玄米は最高の主食です。

 

少しずつ変えていく方法としては

  • 白米に雑穀(ひえ、きび、あわ、ハトムギ、黒米、黒豆、小豆など)を加える
  • 白米を分付き米(五分付き、三分付きなど)に変える
  • 分付き米から玄米に変える
  • 玄米と雑穀(ひえ、きび、あわ、ハトムギ、黒米、黒豆、小豆など)を組み合わせる
  • 玄米はできれば無農薬、無肥料なものを選ぶとより安心です。

小麦食品では、食パンなどの白パンではなく、黒パン(玄米パン、玄麦パン)など。

小麦胚芽を残した全粒粉、ライ麦のパンなどを選んでみてください。

といった感じで少しずつ自分のできる範囲で変えてみてください。

【白砂糖】

原料のサトウキビやサトウダイコンの絞り汁を徹底的に精製した結果、糖分以外の栄養分が消失してしまいました。

人体の組織細胞を弛緩させる作用があり、骨や歯のような硬い組織でさえむしばまれていきます。

白砂糖を日常的に摂取していると、胃腸の調子がいつも悪く、かぜをひきやすい、体調を崩しやすいなど、組織細胞の弛緩による副作用ともいうべき状態に悩まされてしまう。

白砂糖を含む食品(甘いもの、加工食品、お菓子、ケーキなど)を食べると

砂糖で血糖値が跳ね上がる→それを抑えようと過剰にインスリンが出る→今度は出過ぎて血糖値がガクッと下がる→脳が慌てて糖分の再補給を命令→甘いものが無性に欲しくなる

この悪循環を繰り返す

膵臓の機能がこわれてしまう、インスリンの分泌が悪くなり高血糖から糖尿病

過剰タンパク、過剰脂肪も膵臓の働きを弱める、インスリンの分泌を阻害

一番は砂糖類は摂らないことが理想ですが、なかなかやめられません。

それだけ、中毒性が強く脳が求めてしまうわけです。

少しずつ変えていく方法としては

  • 白砂糖からきび砂糖、そして黒砂糖へ変える
  • 甘いものが欲しいと思ったら、はちみつやメープルシロップに変える
  • 料理の甘みをみりんや米飴に変える
  • 加工食品は砂糖が入っていることが多いので、極力避ける

 

【化学塩、化学調味料】

人工的に作り出された合成科学物質である「化学塩、化学調味料」は化学物質のかたまりといってよいです。天然のものにも毒素が含まれていることは珍しくありませんが、それらを毒素、中和する成分が必ず自然界には存在します。

人工物にはそうしたものが存在しないため、体内から排出することは困難だと言われています。体内に蓄積され、代謝トラブルを引き起こしたり、ガンの原因になります。

昭和30年代初頭から即席麺、インスタント食品、加工食品、レトルト食品、冷凍食品など登場することになり、保存料、決着剤、ツヤだし剤、発色剤、香料、酸味料などあらゆる添加物が加えられてきました。

これらの化学物質は発がん物質であるものが多く、使用が禁止されたものもあるが、現在でも多くのものが使用されています

少しずつ変えていく方法としては

  • 食品は裏面の原材料を確認し、自宅で作っている内容と同じようなものを選ぶ
  • 加工食品でカタカナが多いものは極力避ける
  • 塩は食卓塩ではなく、自然塩(海塩、岩塩)を選ぶ

 

ご紹介したものを少しずつでも変えることができると、日々の健康だけではなく、身体の余分なものが排出され、スッキリした身体に変わってきます。

食べすぎたと思えば、次の日を軽めにしたり、1食減らしたり、空腹時間を長くして内臓を休めることができると、身体の内側からケアできます。

そして身体を動かし、筋肉を使い、時には汗を流すことができると、心身ともに健康体へ近づいていくと考えています。

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