呼吸とストレスの関係
人の呼吸回数は1分間に平均13回程度と言われています。
ストレスを感じると反応して、呼吸が短く、浅くなります。
そして回数が増え、胸で呼吸をします。
呼吸はどこでするのだろう。
鼻から入った空気が肺まで送られるのですが、肺は肋骨によって
守られています。
自分で触ってみるとわかりますが、お腹に近づくにつれて肋骨が広がっています。
肺も上部よりも下部が大きく広がっています。
肺いっぱいに酸素を送り届けるには、腹部まで空気を送ってあげる必要があります。
空気がお腹までいくと、お腹がふくれてきます。
お腹がふくれると内臓などが動くことになり、血流を促してくれます。
リラックスしているときでないと、お腹がふくれません。
緊張状態では腹部も緊張して、大きく空気を取り込めないため、
酸素を取り込めていないことになります。
結果、体は疲れやすい状態になってしまいます。
これに姿勢がくずれ、ねこ背であれば肋骨も狭くなり肺が大きくふくれることができず
同じように疲れやすい状態になります。
絶えず行っている呼吸だけに、ちょっとしたことでも日々過ごして
いると積もり積もって体に現れてきますので
日常生活でも、スポーツでも呼吸を改善できる点がまだまだありそうです。
また次回。