幸せホルモン

脳の重要な役割を担っている脳内物質があります。

鎮痛作用が非常に強く、強い快楽、幸福感をもたらす効果が確かめたれています。

それは「エンドルフィン」です。

エンドルフィンはα、β、γエンドルフィンと3種類ありますが

中でもβ-エンドルフィンの作用が強いようです。

エンドルフィンは体内で作り出せる幸せホルモンです。

 

エンドルフィンのもたらす効果はとてもすごく

その名も「体内(脳内)麻薬」を意味するほどです。

 

ではどんな時にエンドルフィンが分泌されるかというと

・大好きなことをしているとき

・大好きな人やペットと一緒にいるとき

・クラシックや好きな音楽を聴いているとき

・褒められたとき

・川のせせらぎ、海、紅葉など、自然の風景を見たり、音を聴いたりしたとき

・大好きなものを食べているとき(糖質、脂質を食べているとき)

・目を閉じ安静にし、リラックスしているとき

・瞑想、座禅、ヨガをしているとき

・楽しくて笑うとき

・心地よい運動をしているとき

など様々な状況でエンドルフィンが放出されていると考えられる

行動や感情です。

 

リラックスした状態で放出されますが、ストレスがかかった状態でも

過度のストレスを緩和させるためにエンドルフィンが分泌されます。

 

よく「ランナーズハイ」と言われることがありますが

走っていてきついと思っていたら、ふわ〜っと体が軽くなったり

「気持ちいいなぁ」と思えるようになることがあります。

それがまさにエンドルフィンが出ている状態です。

 

心地よく体を動かすことで、「気持ちいいなぁ」と思えることは

体にも、脳にも良いということになります。

 

仕事や日々活動していると、交感神経が働いていますが

ストレスがかかり、過剰になると様々な不調を起こします。

 

上手に脳内物質をコントロールして、脳に良いことをしてあげる

ことが、体にも良いことにつながってくると思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

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