夏こそ水分補給(冷え)に注意

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〈目次〉

・夏でも冷える原因

・水分摂取の目安

・体を内側から温める

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毎日暑い日が続いています。

日中の最高気温は35度前後になり、体温と変わらないほどです。

日常でも、スポーツでも暑いから水分を多くとりたくなりますが、

つい冷たい飲み物や食べ物が欲しくなり、食べ過ぎでお腹をくだしたことはないでしょうか。

水分を正しく摂取することで、体は健康にもなると言われています。

【夏でも冷える原因】

今はエアコンで快適に仕事や生活ができるようになっています。

外仕事や活動で体を動かし、汗をしっかりかくという方は良いのですが、室内でのエアコン使用、事務仕事や座りっぱなしの仕事をされている方は、夏でも汗を全くかかないと言われます。

暑いとつい、冷たいものを飲んだり、アイスなどを食べたりしますが、食べすぎると内臓機能が低下してしまいます。

夏野菜にも水分が多く、体を冷やす作用がありますので、どうしても水分が多くなりがちです。

それに南国産地のフルーツ、白砂糖などスイーツを食べたくなりますが、これも体を冷やすことにつながります。

《水分が多くなると起こる体の変化》

・体の冷え

・足のむくみ

・お腹を触ると冷たい

・お腹がチャポチャポなど

体内にたまった水分を出すことが重要になり、呼吸、汗、尿や便など出す(1日約2~2.5リットル排出)ことでバランスを取ります。そして水分を出すと同時にミネラルも排出されます。

【水分摂取の目安】

私たちの体の約60~75%は水分と言われています。

水分をとる目安は、体重1kgあたり30ml程度になります。[個人差あります]

Ex 50kg1.5L、60kg1.8L、70kg2.1L

これを起床時、食前(30分前)、食後2時間半、就寝前などに分けて飲みます。(コップ1-2杯程度)

起床時、就寝前の水分補給はとても大事であり、食事前は胃液をしっかり分泌させるために水分が重要だと言われています。

水分とは「塩水」のことです。

水分が排出される際にミネラル分も出て行ってしまうので、ミネラル補給をする必要があります。

体の作用を正常に働かせるためには、「塩水」が欠かせないということです。

水の水質は純水、ミネラルウォーター、浄水された水が良いと思います。

塩は精製塩(塩化ナトリウム:食卓塩)ではなく、自然塩(海塩、岩塩)です。

目安としては水1Lに対して塩1g程度ですが、0.25g程度から始めて慣れてきたら少しずつ増やしていく方法でも良いと思います。

また、にがり水にすることでマグネシウムを効率的に摂取できます。[※にがりについては会員様専用ページに載せています]

代表的なミネラルとしては、カルシウム、マグネシウム、カリウム、亜鉛、セレンなどで、体内の細胞や機能を正常に働かせていくにはとても重要な働きが多くあります。

注意したいことは、カフェインが含まれているコーヒー、緑茶などは体を冷やす作用があり、水分摂取としての常用はオススメできないと思います。ただ、抗酸化作用やその他効果もありますので緑茶には梅干し、コーヒーにはシナモンを入れると温める作用も働いて良いようです。

カフェインは利尿作用があり、水分を出します。

気づかずに体内が水不足になっていることもあり、症状としては

・何もしていないのに常にだるい(激しい運動や重労働なし)

・睡眠障害(朝起きられない)

・精神不安定(原因不明の恐怖感など)

・怒りっぽい、いらつき(感情のコントロールができない)など

常に水分不足になっている状態だと「脳」が一番影響を受けやすいようです。

【体を内側から温める】

外で仕事や活動されている方は、汗をかきやすい状態になり、体温も上昇していますので、水分補給をこまめに行うと思います。

そうではなく、室内でエアコンがある環境では体温の上昇もなく、逆に冷えることもありますので、運動して筋肉を使い、食べ物は体を温める食材を選ぶと良いです。

運動を行うことで、筋肉を使い血流がよくなり体温を上げることができます。

継続的に行い筋肉量が増えることで、体内で熱を作り出すことができますので、体温低下を予防できます。

食べ物は夏物や夏野菜、南国や暖かい地域で作られれるものは体を冷やす作用が多くなります。

日本には昔から梅干し、味噌、醤油、自然塩、魚介類などがあり体を温める作用があります。

にんじん、ゴボウ、レンコン、大根、自然薯など根菜類、小豆や黒豆なども温めます。

鳥や豚、牛など肉類も体を温めますが、餌の問題やホルモン剤など成長を早めるために使われる害も含まれてきますので、食べすぎないようにした方が無難だと思います。

昔ながらの和食を中心に日々の食事に利用すると良いと思います。

生活環境によっては、水分の取りすぎが体を冷やすことにつながりますので、取りすぎは毒となります。体の調子と相談しながら自分にあう水分摂取を見つけることができると良いと思います。

《塩水を利用すること利点》

・体の代謝機能改善

・体の循環障害の改善、臓器などの細胞補助

・体に溜まった老廃物や重金属の排出

・体内のpHバランスの改善

・老化予防

体にとって水と塩はとても重要な関係にあり、必要なものだと思います。

そして実感していることですが、スポーツや運動をしていなくてもミネラルは失われていき、不足するということです。

生活に利用できると良いですね。

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