季節に合った食べ物をいただく秋

~秋~ 身体の中からキレイに健康に

秋は朝晩の気温が下がって温度差も出てくる時期です。

温度差に身体が慣れていなかったり、夏の感覚で水分を多くとっていると体調を崩しやすい季節でもあります。

特に肺に影響を受けやすいようで、咳や喉の痛み、喘息など免疫力が低下することで引き起こすと言われているので注意が必要です。

そして食欲の秋とよく言われますが、新米や芋、栗、根菜類など多くの食材が実り、とても美味しい季節でもあります。

【旬な食べ物】

〈野菜〉

にんじん、ごぼう、れんこん、かぼちゃ、ネギ、自然薯、ムカゴ、ゆり根、里芋、山芋、さつまいも、かぶ、椎茸、しめじ、松茸

〈野草〉

アサツキ、アカザの実、クズ

〈魚介類〉

さんま、イカ、サヨリ、カワハギ、舌ビラメ、鮭、イワシ

〈果物〉

栗、りんご、柿、銀杏、梨

【冬の準備】

涼しくなってきたと思ったら、すぐに寒くなると感じることも多いので、冬へ向けて食べ物から身体を準備していくとよいようです。

身体に水分が溜まっていることで、冷えを感じやすく体調不良を起こしやすいので、陽性食品と言われる温める作用のある食べ物を選んでいくことも大切です。

夏野菜や生の野菜は体を冷やしやすいので、根菜類や煮込むなど自然塩も活用しながら温めることを意識してみましょう。

体力や代謝を上げておくことも重要で、やはり運動や体を動かすことは重要になります。

【基礎代謝】

代謝と聞いて、イメージしやすいのは基礎代謝だと思います。

ダイエットや筋力アップなどでよく耳にする言葉ですが、少し違う角度から伝えている方(大平氏)の内容をご紹介したいと思います。

基礎代謝量とは「12時間以上絶食後、安静状態で1日あたりに消費されるエネルギー量」です。それはどうやって測るのかというと

よく使われているのが、人から排出される二酸化炭素の量を測る方法です。

人は生きるために呼吸によって酸素を利用し、糖質や脂質を使ってATPを作り出しては無くなってを繰り返していて、その過程で二酸化炭素は必ず出てくるからです。

つまり、基礎代謝量は身体が1日あたりに必要なATP量であり、ATPは代謝や筋肉を動かすことに使われるので筋肉が多いと基礎代謝も多くなります。

だから筋肉を増やせば基礎代謝が上がるという簡単な話ではないようで、思っている以上に基礎代謝を上げるというのは難しいです。

身体にある脳や内臓などの量が大きく変わることはないので、身体が根本的に変化しない限り基礎代謝量そのものは変化しようがないとのことです。

気温や体温、運動量や筋肉量で一時的に変化するので

もともと明らかに基礎代謝が低い場合は、栄養バランスの良い食事や睡眠、適度な運動を続けることで改善されることは多いです。

ATPは運動だけではなく、じっとしていても使っています。

心臓は動いていますし、呼吸もしています。内臓も動いていて、姿勢を保持するだけでもATPは使われています。つまり日常生活だけでも全ての使われるATP量の60%近くはあります。

生きていくために、生活自体の活動量や負荷を上げていくことが、基礎代謝量を上げることにつながってくるのだと思います。

「継続は力なり」ですね♪

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