リカバリー力を高める

私たちは仕事、家事、スポーツなど日々活動していて、「身体がだるい」「疲れが溜まってきた」など感じる事もあると思います。

疲労は単なる筋肉だけの問題ではなく、実は脳が感じていることです。

運動する→体温が上がる・心拍数が増える(活性酸素が増える)→自律神経の中枢に負荷がかかる→脳が疲れる→疲労を感じてしまう

脳が「これ以上は危険」と判断してブレーキをかけている状態です。

例えば、発熱した場合、怪我や痛みが起こった場合、心身ともに疲れてやる気が出ないと感じた場合などです。

体をリカバリー(回復)させるために、ただ休むということではなく、回復しやすい状態を作ることが重要になります。

そのために、自律神経を整えることが必要不可欠です。

自律神経は無意識に働いています。

【自律神経が乱れるとどうなる?】

スポーツの場面では筋肉をつけたい、体力をあげたい、上手くなりたりとパフォーマンスをアップさせたいと日々努力しているのですが、自律神経が乱れてしまうと

呼吸・心拍数・血液循環・消化吸収・体温調節といった活動するための基本的なものが乱れてしまい、トレーニングや食事の効果が十分に活かされません。

疲労をとるために、体のケア(ストレッチやマッサージ・入浴)を行っても疲れが抜けない状態になります。

自律神経を休ませる一番の方法は「睡眠」です。

【睡眠の役割】

・脳と身体の休息(細胞の再生・修復)

・記憶の整理・定着(練習・勉強などの情報を保存)

・感情の整理(イライラや不安などを静める)

・ホルモンバランスの調整(筋肉を成長させる成長ホルモンなど)

・免疫力を高める(細菌や感染と対抗する)

・脳の老廃物を流す(脳機能に影響)

睡眠の質を下げてしまう要因

・寝る直前までスマホ

・強い光(室内ライトの光)

・ストレス

・夜遅い食事

・浅い呼吸

寝るのに時間がかかる、夜中に何度も目が覚める、熟睡感がないと感じる方は睡眠前の行動を何か一つ変えてみても良いと思います。

【夕方以降がポイント】

睡眠の質を上げるには夕方以降の過ごし方が大きく左右します。

カフェインがあるコーヒーやエナジードリンクは15時あたりまでに終えておく、もしくは飲まないようにします。カフェインは長ければ8時間程度体内に残っていると言われています。

深い睡眠に入るには体温の下りがポイントになるので、寝る90分前には入浴をすませておくのが目安です。寝る前しか入浴できない場合はシャワーだけか、ぬるめのお湯、足湯などにしておくことが良いと思います。

寝る1時間前から部屋の明かりを少し落とし、照明を暖色系のやさしい光にする。

寝る前の飲酒や喫煙も実は睡眠に影響することがわかっていますので、控えることをお勧めします。

【デジタルデトックス】

今では生活にスマホが欠かせない時代になっていると思います。

朝起きて食事や仕事、トイレ、休憩時間など様々な時間にスマホを自然に触っています。

そんな時代だからこそ、ちょっとした時間からスマホを使わずに過ごすことをお勧めします。

食事中だけはスマホを見ない、スマホを置いて散歩する、夜はスマホを見ないなど自分なりのルールを決めてみても良いです。

自然な環境に身を置くことはとても良いです。

アーシングの記事でも紹介しましたが、芝生や砂浜など裸足で立ったり、歩いたり、座って手をつけたりと自然と一体になることで体内電流を調整してくれます。

波の音、川の流れ、鳥の声などでリラックスできると自律神経を整える最高の方法です。

【空間を整える】

私個人としても、重要だと感じているのが空間を整えることです。

自律神経が乱れてくると

片付けられない→さらに部屋が散らかる→ますます気力が落ちる

という悪循環が起こります。

部屋が散らかっているから自律神経が乱れる、自律神経が乱れているから片付ける気持ちが出てこないということになります。

仕事や勉強するデスクや部屋の動線から整理しながら少しずつやってみることです。

掃除をすると気持ちが軽くなるのは、そういうことだと感じています。

身体の疲労を回復させるために、血流を促し、栄養をとることはとても重要です。

加えて、上記のような内容にも目を向けてみるともっと回復力が上がって、疲れにくい身体に

なり、結果的にパフォーマンスが上がりやすい身体になっているのではと思います。

(参考文献:リカバリー解体新書 福田英宏)

関連記事

PAGE TOP