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〈目次〉
・ファスティングって?
・ファスティングの効果
・ファスティングのやり方
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【ファスティングって?】
私が生まれた時から、1日3食が当たり前となっていますが、現代の日本人は様々なものを食べるようになりました。お腹いっぱい食べた後の眠気、胃のもたれ、体のだるさなどは、1度は経験をされたことがあると思います。それは食べたものを消化するのに、全力疾走している時のようなエネルギーを使っているのと同じだからです。
それだけ、食べることは体にとって大仕事なのです。
ハードな仕事を毎日行うと、体はヘトヘトになり、疲れてしまいますよね。体の中でも同じことが起こっていて、体が疲れたら休めば良いですが、常に食べていると休むことができずに、どんどん疲労が積み重なってついには、働かなくなってしまいます。その代償に病気があると言われています。
私たちの血液、皮膚、髪の毛、筋肉、骨など全てのものが食べたものでできています。
食べ物には、栄養素もありますが、毒素も一緒にとることになります。
残留農薬や、ホルモン剤、水銀や鉛などの有害金属、食品添加物など様々なものがあります。食べる回数が多いほど、この影響を受けるリスクは高くなります。
消化だけではなく、これらの物質を解毒するのにも内臓の負担は大きなものになります。
体を休めるのと同じように、胃や腸、肝臓や腎臓などの内臓を休ませることが必要です。
そんな内臓の負担を軽くしてくれるのが、断食(ファスティング)です。
ファスティングは、全身の汚れた細胞を良い細胞に入れ替え、きれいにする体の大掃除です。
大掃除をすることで、腸をきれいにして、血液もきれいなものにつくりかえていくことで病気を遠ざけることになります。
昔から「腹八分で医者いらず」と言いますが、「腹六分で老いを忘れる」、「腹四分で仏に近づく」という言葉があるそうです。
ヨガの教書にも「断食(ファスティング)は病気を治す妙法である」と書かれています。
「入れ替え、再生、解毒、排泄」はファスティングを行うことによって、スムーズになります。
【ファスティングの効果】
〈体内の潜在酵素が温存されます。〉
これは、消化という作業をしないために大規模な酵素消費(浪費)が抑
えられるからです。
〈全ての臓器が休息できます〉
食べすぎることで、胃腸など消化器は過酷な労働を強いられており、肝臓や腎臓、膵臓
も疲れきっています。臓器を休ませ、炎症を抑えるのに効果的。
〈五感が鋭くなる〉
断食後は食べ物そのものの味をより強く感じ、美味しく感じられるようになります。 また、今までの味付けを濃く感じたり、アルコールやタバコが欲しくなくなることも。 味覚だけではなく、嗅覚や視覚、聴覚などがよりクリアになったと実感する人が多くいます。
今ではスポーツでもファスティングは活用されていて、アスリートの方も多く取り入れています。脳の活性化により考えや思考の判断スピードが上がります。
また、体が軽くなり動きに”キレ”が出てくるので、世界的にも実施しているアスリートは多くいます。
〈免疫力がアップする 〉
白血球は空腹時に活性化する事がわかっています。 そのため、断食すると白血球の働きが活発になり、免疫力がアップするのです。 体内の細菌やウイルスを排除する力が高まるので、断食後風邪をひきにくくなったという声もよく聞きます。
〈脂肪が燃える〉
断食による一番わかりやすい効果が、体重の減少です。 この時、脂肪が燃焼しているというのがポイントになります。 なぜなら、体内の脂肪が燃焼することにより、脂肪酸のアンバランスが解消されるからです。
〈有害物質を排出する〉
人間の体には本来、有害物質を解毒、排泄する働き(デトックスのしくみ)が備わっていますが 現代人はそのデトックスが追いついていない状態です。 有害物質は脂肪に蓄積されやすいという特徴があるため、断食により脂肪燃焼が促され、スムーズなデトックスにつながります。
【ファスティングのやり方】
毎日3食しっかり食べているという方は、1日2食をお試しください。
特に午前中は排泄機能が盛んな時間帯になりますので、朝を飲み物程度の軽めなものにして、お昼と夕食は通常通り食べるという流れです。
〈飲み物例〉
・ミネラルウォーター(自然塩やにがりをプラス)
・紅茶、生姜紅茶
・酵素ドリンク
・葉緑素粉末やドリンク(無添加なもの)
生活スタイルや仕事の状況などで、お昼か夕食のどちらかの方が食べなくても平気だという場合は、その方法でかまいません。
いきなり1食抜くと、力が入らないとかフラフラするという方は、はちみつや黒砂糖を少々口に入れたり、飲み物にプラスしたりをお試しください。
少しずつ、空腹の時間を長く取れるようになると良いと思います。
空腹時間が18時間程度あると、長寿遺伝子をオンにしたり、細胞を修復し新しい細胞に生まれ変わらせることができます。
無理をせず、楽しむ気持ちで行いましょう。
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