タンパク質は動物性か植物性か

今では体に必要な栄養素といえば当たり前に出てくるタンパク質ですが、タンパク質の見方を変えてくれるきっかけになり、一般の方もスポーツ選手も必要な情報だと思います。

一般的には、タンパク質は筋肉や体をつくるために必要不可欠で、「しっかり摂りましょう」と言われます。

タンパク質といえば牛、豚、鶏、魚などのお肉だと思います。

筋肉を作るのだから、お肉を食べないと。

そう思っている方も多いと思います。私もそうでした。ですがそれは違うと森下医師。

長年自然医学を研究し追求され、1970年代には長寿郷の研究をされていて、当時グルジアでは150歳を超える方々に多くお会いされています。

【肉はタンパク源にならない】

肉を食べてもタンパクがそのまま体内のタンパク源とはならない。

人が食べた肉などに含まれる窒素は体内で炭素に元素転換して(腸内細菌の活動による)

体内で食肉タンパクの窒素Nは炭水化物の炭素Cに変化する。

タンパク質は炭水化物に変わっていく(逆戻りする)ことになり

肉を食べる 体内でいったん炭水化物に戻す自分の体を作るためのタンパクを作る

上記の流れになります。

生命の基本は炭素でタンパク質も脂肪も炭素が骨格となっています。

炭水化物を入れなくては、タンパク質はできないということです。

【動物性タンパク質が血液を汚す】

血液の酸・アルカリ度を調べると菜食者に比べて肉食者の方が酸性化しています。

肉類や乳製品などを多く摂りすぎると、腸内環境が悪化し、未消化物や老廃物が増え、それが血液の質を低下させます。

未消化物や老廃物を代謝させるために、腸、肝臓、腎臓に大きな負担をかけることになり病気を招くことに繋がります。

結論的に言えば、肉は食べなくても良いことになります。

なぜなら、健全な腸壁の細胞は炭水化物から体のためのタンパクを作ってくれるからです。

米類、豆類、ナッツ、種子類、野菜に含まれるもので動物性食品と変わらない程です。

そして動物性食品の食べる半分は「酸毒老廃物」だといいます。

肉を食べれば、毒素や腐敗組織の体内残留を避けることはできない。

動物が食べてきたものや残った老廃物などを人の体内でビタミン、ミネラル、酵素などを総動員して解決しなくてはならないということです。

「腐る」という文字はそのことを象徴しているといえます。

【炭水化物】

炭水化物は白米より玄米、胚芽米が理想です。(3部付き米、5部付き米だとぬかも残る)

精白していない穀物は、それ自体でバランスが取れています。

中でも玄米は栄養バランスが取れていて、胚芽にはビタミン、ミネラル、酵素を含む栄養素の宝庫といえます。

老廃物を出して、汚れた血液を正常に戻す機能があり、胃・腸・肝臓の働きを良くしてくれることもわかっています。

玄米は食べにくいと言われますが、よく噛んで食べると唾液もよく出て、消化、滅菌などの効果も高めてくれ、歯やアゴを鍛えてくれます。

胚芽米の方が食べやすいですが、玄米に比べ胚芽が半分程度に落ちてしまうので雑穀などを加えると良いです。

玄米の方が白米より残留農薬が多いという指摘もありますが、玄米には有機水銀や老廃物を出す機能があるから全く心配いらないと森下医師。

【アスリートも一般の方も】

今では陸上競技選手、テニス、サッカー、ゴルフ、ウルトラマラソン、トライアスロン、格闘技系の種目、自転車競技、アメフト、ボディビルダーなど多くの選手が動物性食品をほとんど、あるいは全く食べずに競技を行なっています。

欧州のサッカーでは食事に動物性食品、乳製品を出さないクラブもあり、動物性食品を食べていた頃に比べて「回復スピードが上がった」「怪我が少なくなった」などの選手の声が上がっています。

スタミナをつけるために、焼き肉やトンカツを食べよう!!と思うことがありますが

お肉を消化するのに多くのエネルギーと負担を内臓にかけているので、体が疲れてしまうことが起こります…

そのため、多くのクラブがチーム単位で食事改善に取り組んでいるのは事実です。

それだけ選手のパフォーマンスは食事内容によって左右されるということです。

一般の方も健康体を目指す上で、食事はとても重要になります。

「体は食べたものでできている」この考えから自分の体のために少しずつ変えていくことで病気を遠ざけてくれると思います。

1週間に1回、週の半分、週末だけでもやってみる、気を付けてみるなど日々の食生活を見直すことは重要です。

日々の小さな変化の積み重ねが気づけば大きな効果を生み出してくれるはずです。

どんな食事が良いのか気になる方は過去記事老けない身体をつくる食事

参考文献:血液をきれいにして病気を防ぐ、治す 森下敬一

     超人をつくるアスリート飯 山田豊文

 

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