スポーツトレーナーとして活動しているからこそ、わかることがあります。
それは、スポーツ競技のパフォーマンスUPのためには、マンツーマンが必要不可欠だということです。
スポーツ競技には、弾力のある柔らかい筋肉を作り、なめらかでありながらスピードと力発揮ができることが重要だと考えています。
様々な身体の感覚を研ぎ澄まし、競技に合わせたトレーニングを行うことで、競技力向上につながります。
ただ、重りをもって”がむしゃら”にトレーニングをしてもパフォーマンスUPは期待できません。
重たいものを持つということは、最大の力を発揮するということです。
繰り返し行なっていくことで、それが逆に筋肉に硬さをもたらし、ぎこちない動き(硬い動き)になってしまいます。
それに、重りを持つことだけがトレーニングではありません。
競技に合わせて動作の連動が必要になります。
上肢-体幹-下肢、下肢-体幹-上肢というようにつながりの中から力発揮ができないと実際の競技には活かされません。
また、怪我をしない、再発しないことも、とても重要になります。
身体・精神・栄養などバランスのとれた状態で、筋力・スピード・持久力・調整力・柔軟性などの基本的な能力を計画的に向上させていくことが必要になります。
コンディショニング
スポーツ選手は競技パフォーマンスを向上させるために、様々な要素を発達させることが求められます。
身体、精神、栄養などトータルに行うことがコンディショニングです。
どれかだけを行うのではなく、筋力の強化、調整、柔軟性、持久力などすべてを行うことが必要になります。
そして計画的にレベルアップしていくことです。
スポーツは陸上種目、球技、武道、水泳、ウィンタースポーツ、モータースポーツなど多くの競技があります。
競技に必要な動きや体の使い方などを改善し、目標に向かって取り組むことで、もっと良いパフォーマンスが発揮できるのだと思います。
パワー
スポーツ競技にはパワーという要素が必要になります。
「パワー=力×スピード」で表すことができ、筋力が向上すればパワーがUPします。
またスピードが速くなることでもパワーがUPします。
ただ、「スピード・筋力」という考え方があり、スポーツではスピード
が欠かせません。
スピーディで、かつ力発揮ができる能力が必要になります。
体がカチコチでは、もっている力は上手く発揮できません。
やわらかく、しなやかな動きから効率の良いスムーズな動きができるようになります。