〈目次〉
・食事を見直し始めた6年前
・1日3食は必要なのか
・欧米食
・やっぱり和食
食事を見直し始めた6年前
健康やスポーツのために体を動かすことを通じて、より輝く人生になるようサポートする仕事ですが、運動と必ずセットになるのが食事についてです。
「筋肉をつける」「シェイプアップ」この2つの大きな目的のために、体を動かすことだけではなく、必ずお客様と話題になるのが食事です。
すべては「健康」のために何を食べると良いのか、健康的にシェイプアップする方法は何が良いのかなどもっと体のことを考えた食事内容にしないといけないと思うようになりました。
そこから様々なものを調べ、どうやったら健康的にシェイプできるのかを自分で試し体感しながら行うようになりました。この数年間で、約7kgほど自然とシェイプしていました。
1日3食は必要なのか
子供の頃から当たり前のように食事を1日3食、体重を増やすために1日5食の日もありましたが
調べていくうちに、気づきがありました。
1つ目は午前中は体の中で排泄機能が活発になるということ。
2つ目は食べることは内臓にとって、とてもエネルギーのいること。
午前中は尿や便など排泄を高めて、余分なものを出す作業です。
人は体内に入れるよりも、出すことの方が大切だと言われます。
生まれて初めて声(産声)をあげますが、それも声(息)を出すことから始まっています。
朝食をしっかり食べてしまうと、食べ物が体内に入ってしまい、内臓は頑張って消化させようとします。食べ物を消化させるために、全力疾走のようなエネルギーを使っている(活性酸素も増える)ので、せっかく排泄機能が高い時間帯なのに消化のために内臓は頑張ることになります。
結果的に、排泄がうまくいかない状態(便秘)になります。
健康で朝起きた時からものすごくお腹が空いていて、美味しくご飯を食べることができる方は良いですが、あまり気がすすまないのに食べないといけないと思う必要はないということです。
飲み物など軽めのものにしておくと、内臓を休めることができてスッキリします。
内臓を休めるのに一番の方法は「ファスティング」です。
昔でいう断食ですが、とても重要で、朝食を飲み物程度にするとプチファスティングになります。
ファスティングの効果などは【会員様専用ページ】にまとめているので、ここでは省略しますが細胞を若返らせて、体内の毒素を出す作業が高まり、病気を遠ざけます。
食べるということは、内臓を疲れさせていると思うようになりましたし、病気のリスクも同時に出てくることになります。
だからこそ、食べるものが重要になり、食べたもので体は作られるということになります。
欧米食
ご飯よりパンの方が食べる回数が多いという方もいらっしゃるかもしれません。
子供が大好きなカレーやハンバーグ、パスタやピザ、スイーツなども日常から食べる機会が多いと思います。
欧米食ではどうしてもお肉や乳製品、油が多くなります。
子供の頃に、牛乳を飲んでお腹を下すことがよくありました。それは乳糖不耐症だと大人になって知ったことですが、日本人には牛乳が合わない人は多いようです。
お肉の食べ過ぎは、体を酸性にして血液が汚れます。日本人の腸は欧米人の腸よりも長いので、食べ過ぎたお肉を分解するのに時間がかかり、腸に長くとどまると腐敗を起こし、体内に毒素をため込むことになります。そして、いただいているお肉たちはどこで何を食べて育ったのかということも問題になります。
和食を中心に生活をしていれば、たまに食べる大好物も良いと思います。
「8割主義」という言葉があるように、あまり決めつけすぎずに楽しむことが重要だと思います。
やっぱり和食
昔から「身土不二」、生まれ育った土地のものを食べるという考え方があります。
食事を見直し始めて改めて感じることは、「和食」は素晴らしく、そして美味しい。
健康には、腸内環境の改善が必要ですが、昔からある発酵食品が欠かせません。
添加物の入っていない昔ながらの製法で作られた味噌、醤油、漬物、納豆、梅干しなどは日本人には必要だと言われています。
そして海に囲まれているからこその海の幸で
海藻や小魚、貝類、そして自然塩です。
畑からは緑黄色野菜、特に緑色の葉物野菜や根菜類、大豆、黒豆、小豆。
日本には四季があり、季節の旬をいただくことです。
そしてエネルギー源になる穀類です。
子供の頃から白米を日常的に食べていましたが、米には胚芽や雑穀が必要です。
白米では得られない、その他の栄養素が豊富につまっています。
私の好きな言葉に「シンプル・イズ・ベスト」がありますが、和食はまさにその通りだと改めて感じます。日本にはまだまだ良いものがたくさんあります。運動だけではなく、食事を通して健康のサポートができればと思っています。